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大地学習塾とは

『 進路相談の大地』の異名をとる大地学習塾の田中喜浩です

私達の塾が進路相談に重点をおき、年間のスケジュール(時間割りも含めて)もすべてそこから出発しているのは、塾の成り立ちに遠因があります。

私が、小さな苗木が豊な大地に育まれて大木に育つように、子供達を育む大地のような塾を創りたいと思い、大地学習塾を立ち上げたのが1992年の春でした。そのとき受け入れたのが中学1・2年生で1年生が13名、2年生が11名でした。翌年その2年生が受験生となり、初めて高校に送り出すときに、偏差値追放運動で北辰テストが中学から無くなり、会場試験になりました。その結果、それまで中学で進路決定の中心になっていた偏差値やデーターが中学から無くなり大混乱に陥ったのです。そして中学校の先生から進路のアドバイスが受けられなくなった保護者の方達が、救いを求めて塾に来ました。

その際に、保護者の方の行動が2つのパターンに別れました。1つは何でもすぐに塾に相談に来られる方と、その相談で忙しくしている私を見て、遠慮して来られない方です。教育委員会の動き、中学の動向、北辰テストの状況を考え、もとの鞘に戻らないことを認識した私は、全ての塾生に対して等しく進路のアドバイスに乗ることを決め、塾主導の進路相談スケジュールを確立し、二期生からは必要に応じて等しく時間を配分して相談に乗り始めました。

その時の手法は、前職(アメリカの多国籍企業のP&Gでアナリストの仕事をしていました)の知識を使って、徹底的に数字を分析して合格ラインを割り出すもので、今でも私達が進路相談をする際の最大の武器になっています。ただ、基本はやはり以前の中学校や他の塾の進路相談と同じで、“今の成績だとどの高校なら受かるか”という考えでした。


●大地の進路相談を進化させたのは

四期の女の子の進路でした。その生徒は成績も優秀で、熊谷女子高校も狙える成績だったのですが、お母さんから『将来、安定した仕事として銀行に勤めさせたい。そのため商業高校から群馬銀行をと考えている』との話があり、彼女は深谷商業高校に進みました。ところが入学後間も無く彼女から『銀行は採用が無いので行けそうもない』との話が舞い込んできたのです。彼女が高校からもらった進路の手引きには、就職先に群馬銀行はなく、他の銀行が1名あるのみでした。それも彼女が卒業するときには無くなり、唯一の金融機関はサラ金だったのです。

この経験が進路相談の方向を大きく変えたのです。単に高校に入るのが目的ではなく、高校後を見据え、就きたい仕事につくために何をどうしていったらいいのかを、中学段階から考えていこうと。その考えるための資料として、高校の資料を集めよう。その資料に基づいて進路を考えていこうと進化していったのです。

●将来の方向性を考えるスタートとして

大地では中学1年生の北辰テストから全員受験してもらっています。またその北辰テストの1週間前の授業で1時間かけて普通科、工業科、商業科、高専などの説明を行い、どんな将来を描いていくのか、そのプランのために今どうすればいいのかを生徒たちに語り、今後どうすべきなのかを一緒に考え始めるのです。

中学1年生の段階から将来の方向性が見つかっている生徒は稀ですが、考えることによって本や新聞、テレビ等から吸収するものも変わってきます。入塾の説明で私達の考え方をお話すると保護者の方も見方を変えてくれます。そうして、考えながら日々を過ごすうちに、徐々に将来の方向というのは見えてくるものなのではないでしょうか。

●中学3年生の5月以降は入塾不可

私は生徒が何を考えているか分からないのに、生徒の人生に役に立つ進路相談は出来ないと考えています。生徒の本音を聞こうと思えば、生徒から信頼されなければなりません。残念ながら私は1ヶ月や2ヶ月で人から信頼を得られるほど高い人間性を持ち合わせてはいません。半年で出来るかといわれれば難しいですが、それでも多少は生徒のことが分かったつもりになれます。期限を決めねばならないので5月としました。

ですから、ショートタームで成績を上げたい(今度の中間試験で、とか期末までに)という方は他の塾をお探しください。子供の将来は本人に任せているという方もご遠慮ください。子供の将来を真剣に考え、より良い方向を見つけたい。一緒に考えてくれる塾があるのなら協力してほしいという方はご連絡下さい。
以上が『進路相談の大地』と呼ばれているいわれであり、私、田中喜浩の考え方です。